個人の持つ「特技・スキルを売る」という形での副業が人気を集めています。ビジネススキルだけでなく、写真撮影やイラスト制作など、さまざまな「商品」が販売され、注目を浴びています。
この記事では、特技やスキル、趣味をビジネスに転換するための方法や、特技やスキルを売るためのおすすめのサイト・アプリ14選を紹介します。

自分の特技を売るためにどうすればいいのか?
現在、多くのサービスが個人の特技やスキル、そして時間単位の労働を商品として提供・取引するプラットフォームとして登場しています。
これらのサービスは、無料で利用できるものがほとんどであり、取引がサイトやアプリ内で完結するのが特徴です。
ビジネス関連のスキルだけでなく、趣味として楽しんできた恋愛相談や占いなどの分野でも商品として販売することができます。
手続きは簡単で、サイトやアプリに登録し、特技やスキルの詳細を記入するだけで販売できます。通常、追加の営業活動は必要なく、主に本業の合間などの時間を活用して続けられる利便性があります。
ただし、競合が激しい分野では、収益を安定させるためには商品や能力のアピール力や、ターゲットに合わせたマーケティングが必要です。
おすすめサイト11選
最近では、特技やスキルを生かして始めた副業が成功し、それが本業として成長するケースをよく耳にします。しかし、特技やスキルを売り込むには、まず自分の得意分野に適したマーケットを見つけることが不可欠です。
特技やスキルを売るためのWebサイトやアプリは、多岐にわたっています。こうしたプラットフォームを活用することで、個々の専門知識や才能を市場に提供し、収益を得ることができます。
ここでは、それぞれの特長や利点に基づき、特技やスキルを売り込むのに最適な14のWebサイトやアプリをご紹介します。

手軽にスキル販売が可能なサイト
coconalaやスキルクラウド、ANYTIMESなどは、多くのユーザーが利用し、自分の特技やスキルを気軽に販売できるサイト・アプリとして注目されています。
・coconala(ココナラ)
coconalaは、Web制作やライティングなどのビジネス系スキルから、悩み相談や美容関連、占いなど200種以上のカテゴリに分類された幅広いジャンルを特徴としています。
そのため、ニッチな特技やスキルでも商品として販売することが可能です。
・スキルクラウド
スキルクラウドも同様に、様々なジャンルを取り扱っています。
2018年8月に開始された比較的新しいサービスであり、競合が少ない環境で特技やスキルを販売することができる点が特徴です。
・ANYTIMES
ANYTIMESは、家事や家具の組み立て代行など、日常的な用事や困りごとに対応できるスキルを提供しています。
地域の人々と直接会い、特技やスキルを提供することで、”ご近所助け合いアプリ”のコンセプトを実現しています。
ハンドメイド品などを売るには
手先の器用さや視覚的なセンスを活かしたハンドメイド小物やイラストなどの販売には、BASEやSKIMA、minne、Snapmartがおすすめです。
・BASE
BASE(ベイス)は、自分のネットショップを無料で開設できるサービスです。
ハンドメイドのアクセサリーやオリジナルの雑貨、農産物や海産物など、さまざまな商品を販売できます。
自分のイメージに合ったショップをデザインし、個性を活かした商品を提供できます。
・SKIMA(スキマ)
SKIMA(スキマ)は、主にイラストやデザインなどのスキルを扱うプラットフォームです。
ロゴデザインやSNSのアイコン制作、WEBサイトデザインなど、利用者の依頼に応じて制作・販売することができます。
・minne(ミンネ)
minne(ミンネ)は、手作りに特化したサービスです。
ハンドメイドのアクセサリーから家具、食べ物まで様々な作品が販売されており、「商品でなく作品」の販売というコンセプトを掲げています。
売り手と作り手が満足できるプラットフォームを目指しています。
・Snapmart(スナップマート)
Snapmart(スナップマート)は、写真や画像を販売できるサービスです。
スマートフォンで撮影された写真でも、アプリから簡単に出品できます。審査がなく、気軽に出品・販売できる点が特徴です。
ビジネス系に強いサイト
ビジネス系スキルの出品が豊富なサイトやアプリを紹介します。
・TIME TICKET(タイムチケット)
TIME TICKET(タイムチケット)は、個人が自らの時間を30分単位で販売できる革新的なサービスです。
利用者は時間単位での依頼に取り組み、その対価として報酬を受け取ります。
ここでは、ビジネスコンサルティング、WEB制作、写真・動画撮影など、幅広い専門知識やスキルを活かしたサービスが提供されています。
・クラウドワークス
クラウドワークスは、システム開発、デザイン、ライティング、編集、写真、動画などのスキルが販売されるビジネス系プラットフォームです。
多くの企業からの依頼があり、専門的なスキルを持つフリーランサーが活躍しています。
・Lancers(ランサーズ)
Lancers(ランサーズ)も、国内最大級のクラウドソーシングサービスであり、ビジネス系スキルを中心に提供しています。
システム開発、デザイン、ライティング、データ入力など、幅広いカテゴリーでのサービスが展開されています。
・Udemy(ユーデミー)
Udemy(ユーデミー)は、アメリカ発のオンライン動画学習サービスです。
講師は自身の特技やスキルを動画形式のeラーニング講座として提供し、講座単位で販売します。このプラットフォームでは、掲載した動画講座が購入されるたびに報酬を得られる仕組みが採用されています。

自分が持っているスキルを考えよう
多くの人が将来的に特技やスキルを活かし、仕事に変えたいと考えています。そのためには、まずは自らの強みや持っている特技・スキルを洗い出し、さらに磨くべきものを考えることが成功の鍵です。
その上で、経験を積み重ねたり、本を読んだり、オンライン学習を行ったりして専門知識を深め、準備を進めましょう。
また、プレゼンスキルや説得力のある話し方、セルフブランディングやマーケティングの知識も身に付けることが役立ちます。
ビジネスに関連するだけでなく、ささいなスキルであっても、誰かの役に立つ可能性は十分にあります。
自分に合ったサービスに登録し、どのようなスキルが求められているのかを調査することも重要です。
現代では、さまざまな特技やスキルを販売し、個人でも副業が可能な時代です。さまざまな売買サイトやアプリが登場しており、自分に合ったものを選ぶことができます。
ぜひ、自分の強みとなるスキルを見つけ出してみてください。
コメント