ハンドメイド品を売って稼ぐ方法②

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ハンドメイド品販売のはじめ方

ハンドメイド品で副業を始める方法について、どうしたら良いでしょうか。

手作り品を販売するためには、オンラインでの販売方法とオフラインでの販売方法の二つがあります。

オンラインではウェブサイトや手作り品専門の販売サイト、フリマアプリを利用することができます。一方、オフラインでは実店舗やフリーマーケット、レンタルショーケースなどでの販売が可能です。

ここでは、オンラインでの手作り品副業の始め方に焦点を当てて解説します。

アイテム選定

最初のステップは、販売するアイテムを選定することです。自分が作りたいと思うものを選んでも良いのですが、マーケティングの見地からは、「自分が作りたいと思うものであり、かつ市場のニーズが確実に存在するもの」を選定することがおすすめされます。

ニーズが存在しているかを調べるには、ハンドメイド販売サイトなどが公開している売れ筋ランキングなどを参考にすると良いでしょう。

また、Googleなどの検索エンジンの検索回数やSNS上の関連投稿の反応も参考にできます。このような情報を収集し、市場の需要を的確に把握することが重要です。

販売するサイトを決めて出店する

販売するアイテムが決まったら、次は販売する場所の選定です。なお、販売する場所は一カ所に限定する必要はありません。

可能な限りたくさんの場所に出店・出品しましょう。

実際に多くのハンドメイド作家は、ウェブサイト・ショッピングサイト、ハンドメイド販売サイト、フリマアプリなど、複数の場所で販売しています。

コストや出店・出品にかかる手間、それぞれの場所が持つ強みと弱みなどを勘案して、販売する場所を選定しましょう。

これにより、より多くの顧客にアクセスすることができ、売上を最大化することができます。

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販売開始し宣伝する

販売する場所が決まったら、販売を開始し、宣伝を開始しましょう。アイテムを販売場所に出品しただけでは、その存在を知ってもらう可能性は低いです。積極的にアピールしない限り、アイテムが売れる可能性は低いでしょう。

成功しているハンドメイド作家の多くは、Instagram、Twitter、FacebookなどのSNSやYouTubeなどを活用して積極的に宣伝しています。

SNSに作品の写真や作業中の様子を投稿したり、季節限定の割引情報を発信したりしています。

これらのプラットフォームを利用することで、より多くの人々に自分の作品を知ってもらい、購入につなげることができます。

販売サイトの特徴

ハンドメイド作品を販売する場所は様々で、それぞれに独自の利点や欠点があります。以下では、主な販売場所の特徴を見ていきましょう。

ウェブサイト・ショッピングサイト

自分のウェブサイトで販売する最大の利点は、自由度の高さです。

自分のウェブサイトなので、販売方法に制限がありません。また、既にウェブサイトを所有している場合は、低コストで商品を出品できます。しかし、集客力が低いというデメリットがあります。

有名なショッピングサイトで販売する場合、特に楽天市場のような大手サイトは集客力があります。出品直後から多くのアクセスが期待できますが、月額費用や決済手数料などのコストがかかります。

ハンドメイド販売サイト

「minne」や「Creema」、「iichi」などのハンドメイド販売サイトは、集客力が大きな利点です。

これらのサイトはハンドメイド作品の専門サイトであり、多くのユーザーが集まっています。特に「minne」は、公開作品数が1,500万点を超え(2022年現在)、利用者の90%が女性であるなど、非常に大きな規模を誇ります。

しかし、販売手数料が高いというデメリットもあります。「minne」の販売手数料は10.56%(送料を含む)です。

フリマアプリ

「ラクマ」や「メルカリ」、「ヤフオク!」などのフリマアプリは、利用の簡便さが最大の利点です。スマートフォンだけで販売を完結でき、商品の登録も容易です。

ただし、販売手数料が高いというデメリットがあります。「メルカリ」の販売手数料は10%です。

また、フリマアプリのユーザーはハンドメイド販売サイトのユーザーとは異なり、ハンドメイド作品を探しているとは限りませんので、その点にも注意が必要です。

ハンドメイド品販売におすすめサイト

ハンドメイド作家が自身の作品を販売する場所は数多くありますが、特にハンドメイド副業の初心者におすすめのハンドメイド販売サイトとアプリを紹介します。

【おすすめのハンドメイド販売サイト】

「minne(ミンネ)」

「minne」は、GMOグループのGMOペパボ株式会社が運営する国内最大級のハンドメイド販売サイトです。

19種の大カテゴリーと288種の小カテゴリーからなり、幅広い品ぞろえが特徴です。

パソコンやスマートフォンで簡単に操作でき、出店・出品は無料です(販売手数料はかかります)。また、出品者用のイベントや講習会も随時開催されており、ハンドメイド副業の初心者にとっては特におすすめです。

【おすすめのフリマアプリ】

「メルカリ」

「メルカリ」は、株式会社メルカリが運営する国内最大級のフリマアプリです。

誰でも簡単に出品できるのが特徴で、スマートフォンがあれば手軽に利用できます。ハンドメイド作品を販売しているハンドメイド作家が多く、ペット用の服や人形の服、刺繍、アクセサリーなどが人気です。

累計利用者数は4,800万人を超え、月間利用者数は2,075万人にも達しています(2022年現在)。

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ハンドメイド品販売の注意点

ハンドメイドを副業とする初心者が特に留意すべき点は、マーケティング戦略の構築と知的財産権の保護です。以下、これらの重要なポイントについて、詳細に掘り下げて説明します。

マーケティング戦略の構築

ハンドメイド作品の販売を開始したら、広告宣伝だけでなく、顧客との密接な関係を築くことが肝要です。

顧客の声に耳を傾け、彼らのニーズを把握し、商品開発に反映させることが、成功のカギとなります。

例えば、あるハンドメイド作家はメルカリを通じて顧客と対話し、彼らの要望に応えるためにカスタマイズされた商品を提供しています。マーケティングの中心には、顧客価値の最大化があります。

知的財産権の保護

著作権や商標権などの知的財産権の侵害には細心の注意が必要です。

有名なキャラクターやブランドの使用は許可を得ていない限り違法ですし、プラットフォーム上でも禁止されています。

また、他の作家のアイデアを模倣することも不正行為です。自身の作品においても、他者の著作権を侵害しないように十分な配慮が必要です。

従って、創造物を開発する際には、法的な規制に留意しつつ、自己のアイデンティティや独創性を大切にすることが肝要です。

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